レイコハンズの手作りな日々 |
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先週行った『プロメテウス』がひどすぎる映画だったので、
早く口直し(口でいいのか?)の映画を観に行きたかったのです。 そこで選んだのが『最強のふたり』 フランスでは昨年最大のヒットになったそう。 あり余るお金があるのに脊髄損傷で人の助けを借りないと何もできないフィリップの元へ 失業中の移民ドリスが介護人として雇われます。 まったく違う世界のふたりが徐々に心を通わせるようになり・・・というお話。 事実は小説より・・・と言いますが、小説でこんなストーリーだとちょっと出来すぎじゃないのと思うところ。 しかし実話がベースということで、素直にふたりの友情にこころが温まりました。 この世でお金は便利なものだし、大事。 フィリップが障がいを持っていても、大勢の使用人を抱え快適な環境で暮らせるのはお金があるから。 でもお金の量だけで人生幸せになったり不幸になったりを決める『決定的なもの』にはなりません。 幸せを決定づけるものはやはり他にある・・・ということ。 それは・・・やはり・・ひとことで言うなら『愛』なんでしょうね。 貧困の中で育ったドリスがまっすぐなこころの持ち主でよかった。奇跡的なまっすぐさです。 そしてそれをキャッチして雇ったフィリップも自己責任で運命を切り開いた。 自分の肉体すべてを他人の手に委ねるって、考えたら恐ろしいですよねー。。。 周りの反対を押し切って自分の直観に賭けて採用した。 そこで『intouchable』(原題です。直訳すると触れあえない人々、らしい)の世界が変わっていく。 「障がい者・貧困・移民」と暗くなりそうなキーワードですが、コミカルでハッピーな映画です。 こんな出会いがこの世の中にまだまだあるんだということが希望になりました~~
by reikohands
| 2012-09-06 11:28
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